下刈館
秋田県秋田市金足下刈
立地・構造
 下刈館は馬踏川左岸の南北に延びた丘陵の北東隅(比高20m)に築かれた平山城で、自然の浸食谷を堀とした単郭の城郭です。馬踏川を挟んだ南東3.3kmには高岡館があります。
歴史・沿革
 築城時期は不明。天正年間(1573−92)頃の館主として下刈彦五郎の名が伝わっています。馬踏川沿いには集落毎に城館があり、小規模な在地土豪が一揆していたと推測されます。 
下刈館  近景
メモ
馬踏川沿いの小土豪
下刈氏の居館
形態
平山城
別名
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遺構
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場所
場所はココです
駐車場
路上駐車
訪城日
平成18(2006)年9月28日
下刈館の北・東側は15−20mの段丘崖で、西側には沢が発達し、自然の空堀となっています。
 馬踏川沿いには小規模な城館が六館確認されています。下刈館もそのひとつです。慶長18(1613)年の検地によれば下刈集落は26軒を数え、他も同じような規模だったのではないでしょうか。当然、所領は零細だったと思われます。在地領主というよりも、百姓に毛が生えた地侍といったレベルだったのではないでしょうか。当然脆弱な勢力だったために、各領主は一揆してすべてのことに対応したと思われます。また安全保障のために、湊安東氏、岩城氏の配下にあったと推察されます。そして「手伝いいくさ」に駆り出されていたのでしょう。そんなことを思いながら、下刈館を眺めていました。