ポ ロ モ イ チ ャ シ
北海道沙流郡平取町二風谷
立地・構造
 ポロモイチャシは沙流川(現在は二風谷ダム湖)南岸の段丘上(比高15−20m)に築かれたチャシです。チャシは幅2mの堀で仕切られたA・B2郭からなり、規模はA郭・B郭ともに20m四方の三角状の郭になっています。A郭の東・南側縁部からは土塁と柵列の柱穴と思われる遺構が確認され、また周囲からはアイヌコタンの住居址が発見されています。
現地説明板の図
 伝承等はなく沿革は不明。ポロモイはアイヌ語で「大きな淵」を意味し、チャシの下には溯上する魚の休憩場所があったと推測され、漁猟に関したチャシと思われます。
伝 承
ポロモイチャシ 南側からの遠景
メモ
・・・・・・・・・
形態
面崖式チャシ
別名
・・・・・・・・・
遺構
・・・・・・・・・
場所
場所はココです
駐車場
二風谷ダム公園駐車場
訪城日
平成22(2010)年9月29日
ポロモイチャシは沙流川左岸の段丘先端に築かれたチャシです。(写真左上・右上) ただしチャシは二風谷ダム建設のため遺構は消滅し、現在はチャシのあったあたりに簡単な説明板が設置されているのみ。(写真左)
 
ー ユ オ イ チ ャ シ ー
ポロモイチャシから南側に延びた丘陵突端に築かれたチャシです。(写真左上・右上) 二風谷ダム建設時に発掘・確認された遺構が復元されています。チャシは沙流川とユオイ沢に挟まれ、北側の丘陵続きを幅2mの二重堀(写真左・左下)で断ち切って独立させたもので、規模は東西50m×南北60mほど。(写真右下) 規模は比較的大きく、要害地形に築かれていることから、有事の際の砦だったと思われます。なお内部からは太刀・古銭等の金属製品や柵列の柱穴が確認されています。二重堀に関しては近隣の入舟チャシや伊達市の館山チャシでも確認されており、ユオイチャシ独自のパーツではないようです。  (場所はココです)