玉 川 寺 庭 園
山形県鶴岡市(旧羽黒町)羽黒町玉川
 玉川寺は出羽三山の北麓にある曹洞宗の古刹で、正式名称は国見山玉川寺、世間一般には「九輪草(くりんそう)の寺」と呼ばれています。本尊は聖観世音菩薩。創建は建長3(1251)年、道元禅師の高弟了然法明禅師により開山されたと伝えられます。了然法明禅師は朝鮮百済で生まれで、中国の径山寺で修行され、後に日本に渡来して羽黒山参詣のおり玉川寺の前身となる庵をくんだとされます。その後、寺勢は一時 衰退しましたが、享徳2(1453)年 大宝寺武藤氏の請願により越後国耕雲寺の南英謙宗禅師の手により再興され、近世には庄内酒井藩の庇護を受けていました。現在、境内には本堂のほか山門・庫裏・観音堂・開山堂・位牌堂等が残っています。荘内平和観音三十三霊場の第十七番礼所。  (場所はココです)
 山門
 初代出羽海之碑
初代出羽海は宝暦9(1759)年、田川郡で生誕した江戸中期の大相撲力士で、岡山藩・庄内藩お抱え力士でした。最高位は東前頭筆頭、出羽海部屋の創始者。碑は出羽海の生誕200年を記念して、昭和34(1959)年に建立されたもの。
 本堂
 庭園
享徳年間(1452−54年)に玉川寺が再興された際、作庭されたと伝えられます。形態は池泉回遊式蓬莱庭園、南北に細長い瓢箪形の池泉には、鶴、亀をかたどった石組が築かれ、3つの中島はそれぞれが橋でつながれています。昭和62(1987)年、国の名勝に指定。
 庭園