秋田の中世を歩く
 地羅野館
秋田県鹿角市(旧花輪町)花輪字地羅野
立地・構造
 地羅野館は鹿角盆地の中央東寄り、万谷野台地末端の段丘縁部(比高10m)に築かれた崖縁城です。城の規模は推定東西150m×南北100mほど、内部は堀で仕切った東西に並ぶ3郭の連郭構造だったようです。規模は『秋田県の中世城館』によると中央の郭が東西50m×南北70m、西側の郭が東西30m×南北75m、東側の郭は不明。各郭を仕切った堀は幅10−20m・深さ2−3mほど。現在、館祉はJR施設や住宅地になっていて痕跡は認められません。
 築城時期・館主ともに不明。『鹿角由来記』に記された「一、中柴内村 中柴内八郎領 本名安保ナリ 柴内弥次郎一門館アリ」の中柴内館と推測されています。
歴史・沿革
地羅野館  南西側からの近景
メモ
鹿角四十二館 「鹿角四頭」安保氏の庶流中柴内氏の居館か?
形態
崖縁城
別名
中柴内館か?
遺構
・・・・・・・・・
場所
場所はココです
駐車場
JAコープの駐車場借用
訪城日
平成26(2014)年11月2日
地羅野館は鹿角盆地の中央部、東町地区西側の段丘縁部に築かれた崖縁城です。(写真左上ー南西側からの近景) とはいっても遺構等は残っておらず、館祉部分は車道やJA施設、住宅地になっています。(写真右上・左下・右下) ま〜〜〜、南側の段丘崖が唯一、遺構と思われる部分です。(写真左) なお平成4(1992)年の発掘調査から平安期の竪穴住居2棟、中世の竪穴遺構が11基や中世の古銭、金属器が確認されています。南方400mには中柴内氏の惣領柴内氏の柴内館があります。