江 釣 子 神 社
岩手県北上市下江釣子
 和賀川北岸の河岸段丘先端に祀られる古社。御祭神は少名彦名(すくなびこな)命、大山祗(おおやまつみ)命、品陀和気(ほむだわけ)命、伊邪那岐(いざなぎ)命、伊邪那美(いざなみ)命。伝承によると嘉禄元(1225)年、下江釣子の安妻宮禰誼の五郎(藤原五郎基常)の一子六郎が長く病を患った際、五郎は「長瀬の渡船場西(鑓水の小屋坂)で釣りをすれば六郎の病は治まる」という霊夢を見ます。そして五郎は和賀川で釣りをしましたが何もつれず、しかしその後 突然 川中に光明が見えたため釣り糸を引き上げると、釣針には赤銅の観音像がついていました。そして五郎は観音像を持ち帰り仮宮に祀ったところ、六郎の病は全快しました。この話を伝え聞いた和賀式部太夫忠頼はすぐに御堂を建立すると江瀬釣光大明神として祀り和賀家の祈願所としました。そして五郎には江釣子氏の姓を与えたと伝えられます。慶長5(1600)年、和賀氏再興をめざして和賀旧臣団は岩崎城に立て籠もりましたが、この中に江釣子民部の名が見えます。しかし「岩崎一揆」は南部勢により鎮圧され、この際 御堂は焼失したとされます。宝暦2(1752)年、現在地に社殿を再興。   (場所はココです)
境内 
拝殿 
吹咳(しゃぶき)神社 
金勢社