小滝城
秋田県仙北市(旧西木村)西木町檜木内字小滝
立地・構造
 小滝城は檜木内盆地の北端、檜木内川左岸の北西方向に張り出した稜線上(比高100m)に築かれた山城です。規模は推定東西100m×南北50mほど、城縄張りは稜線突端に築かれた主郭を中心に北西側稜線に段郭群を敷設した階郭構造で構築され、東側稜線の鞍部を自然の堀に見立てて城域を独立させています。規模は主郭が7−8m四方、段郭群は幅1−1.5mほど。全体的に規模は小さく、ごく少数の収容能力しかない小砦ですがケッコウな要害地形に位置します。基本的には上檜木内から檜木内盆地に入る谷口に位置しており、物見機能とともに有事の際の狼煙場のような機能があったものと思われます。

 築城時期・築城主体・城主ともに不明。戸沢氏の物見砦か?。
歴史・沿革
小滝城 北西麓からの近景
メモ
戸沢氏の物見砦
形態
山城
別名
・・・・・・・・・
遺構
郭(平場)・虎口・堀
場所
場所はココです
駐車場
北西麓の集合墓地に
駐車スペースあり
訪城日
平成28(2016)年5月3日
小滝城は檜木内盆地の北端、檜木内川東岸の小滝地区背後の丘陵上に築かれた小砦です。(写真左上ー北西麓からの遠景) でっ、場所はわかりずらいですが北西麓に小滝神社が鎮座し(写真右上)、南側の沢を挟んだ丘陵上に位置します。ということで管理人は北西麓にある小社の背後からアプローチしました。(写真左) 当然、登山道はなく急傾斜の尾根をただひたすら登ります。(写真左下・右下) たぶんこのルートが大手筋と思われますが ・・・・・・・・・ 、比高差はそれほどではないものの、ケッコウキツイ山登りになります。
でっ、尾根をひたすら登り、たどり着くのが上から4番目の郭と思われる帯郭になります。(写真左上) 規模は幅1mほど。この郭の上にさらに2段 郭が設けられ、その上が主郭になるようです。(写真右上ー上から3番目の郭・幅1−1.5mの帯郭 写真右ー上から2番目の郭・幅1−1.5mの帯郭) 『秋田の中世城館』には「14段の小さな郭を ・・・・・・・・・ 」と記されていますが、3段の段郭しか確認できず。でっ、主郭は標高280mの稜線の突端に位置し(写真左下)、規模は7−8m四方ほど、西側に虎口らしき窪地が見られます。(写真右下) 当然、恒常的な居住空間や戦略的な要素は薄く、物見砦あるいは狼煙場(通信施設)として機能したと思われます。

主郭の南・北側は絶壁の断崖(写真左ー北側の絶壁)、東側は痩尾根になって東側の丘陵ピークに繋がっています。(写真右上) でっ、この痩尾根は高低差15m(長さ40m)の鞍部になっていて、ま〜〜〜 自然の堀切だったのでしょう。(写真左下) さらに鞍部部分には小規模な堀切が3条 確認できます。

 
(写真右上) 鞍部の堀切
(写真右下) 2条目の堀切、幅4−5m・深さ1.5−2m