佐曽田城
秋田県仙北市(旧西木村)西木町西明寺字佐曽田
立地・構造
 佐曽田城は仙北平野の北東部、檜木内川左岸の丘陵上(比高40m)に築かれた山城です。城の規模は東西120m×南北200mほど、城縄張りは北側稜線を幅10m・深さ5−6mの堀切で遮断して独立させ、ピークに構築された主郭を中心に主郭の西ー南側に帯郭を配したシンプルな構造になっています。主郭の規模は東西40m×南北90mほど、恒常的な居住空間を含むと思われる広大な平場になっていて、西縁の中央部には「桝形」と思われる虎口郭が設けられています。帯郭は幅5−8m、主郭側の切岸は高さ6−7mほど、大手筋は現在の佐曽田地区から南側稜線を経て帯郭に取りつき、主郭の「桝形」に繋がるルートと想定されます。同地は檜木内川が仙北平野に流入する谷口に位置しており、軍事・戦略的な要請から取り立てられた城砦と推測されます。

 築城時期・築城主体・館主ともに不明。戸沢氏が門屋に進出した以降(鎌倉初期)に取り立てられた戸沢氏の支城と思われ、戸沢氏の一族・被官が拠していたのでしょう。

佐曽田城概念図
歴史・沿革
佐曽田城 北側の堀切
メモ
戸沢氏の支城
形態
山城
別名
・・・・・・・・・
遺構
郭(平場)・虎口・堀
場所
場所はココです
駐車場
路上駐車
訪城日
平成28(2016)年5月6日
佐曽田城は西明寺地区の北部、檜木内川東岸の小高い丘陵上に築かれた山城です(写真左上ー北西側からの遠景) でっ、城址へは特に登山道はなく、管理人は南西麓のお地蔵さま(写真右上)が祀られる御堂の背後からアプローチしました。(写真左) でっ、約20mほど登ると主郭西側の帯郭にたどり着きます。(写真左下) 帯郭の規模は幅5−8m、主郭側の切岸は高さ6−7mほど、ケッコウ急峻です。でっ、帯郭は主郭の西⇒南側をカバーしています。(写真右下ー南側の帯郭) ま〜〜〜、縁部には木柵列が設けられていたのでしょう。
主郭(写真左上)
規模は東西40m×南北90mほど、内部は低い杉林になっていて、見通しは効かず、また歩きずらいです。でっ、西縁の中央には虎口受けと思われる10m×15m(段差1m)の窪地が設けられていて、帯郭からの導線が確認できます。(写真右上ー虎口郭 写真右ー導線) ま〜〜〜、初期的な「桝形」構造か?。
主郭の北側には佐曽田城を完結させる堀切が穿たれています。(写真左下・右下) 規模は幅10m・深さ5−6mほど。