JR東日本 五能線各駅撮影の旅
秋田県能代市東能代駅ー青森県南津軽郡田舎館村川部駅
概  要
 五能線は秋田県能代市の東能代駅と青森県南津軽郡田舎館村の川部駅を結ぶJR東日本が運営するローカル交通線です。営業距離数は147km、駅数43駅。運転系統は中間にある深浦駅を境に分割され、一部(リゾートしらかみetc)が深浦駅をまたいで運転されています。また日本海沿いを走るロケーションから土日・休日を中心に観光列車が運転されています。
  • 明治41(1908)年7月 官設鉄道(国鉄、現JR)、能代駅(現東能代駅)-能代町貨物取扱所(現能代駅)間を新設、同10月開業(能代線)
  • 大正7(1918)年9月 陸奥鉄道が川部駅ー五所川原駅間を開業(五所川原線)
  • 大正13(1924)年10月 陸奥鉄道、五所川原駅ー陸奥森田駅間を延伸開業
  • 大正14(1925)年5月 陸奥森田駅ー鰺ヶ沢駅間を延伸開業
  • 大正15(1926)年4月 能代駅ー椿駅(現八森駅)間を延伸開業
  • 大正15(1926)年11月 椿駅ー岩館駅間を延伸開業
  • 昭和2(1927)年6月 国鉄、陸奥鉄道を買収
  • 昭和4(1929)年11月 鰺ヶ沢駅ー陸奥赤石駅間を延伸開業
  • 昭和5(1930)年12月 岩館駅ー大間越駅間を延伸開業
  • 昭和6(1931)年10月 陸奥赤石駅ー北金ヶ沢駅間を延伸開業
  • 昭和7(1932)年10月 大間越駅ー陸奥岩崎駅間を延伸開業
  • 昭和8(1933)年11月 北金ヶ沢駅ー大戸瀬駅間を延伸開業
  • 昭和9(1934)年12月 大戸瀬駅間ー深浦駅間を延伸開業
  • 昭和10(1935)年4月 陸奥岩崎駅ー深浦駅間を延伸開業し、全線開通(五能線に改称)
  • 平成9(1997)年4月 「リゾートしらかみ」運転開始
東能代駅(写真左上)
五能線と奥羽線の接続駅、JRの直営駅。明治34(1901)年11月 国鉄能代駅として開業、明治42(1909)年11月 機織駅に改称、昭和18(1943)年6月 東能代駅に改称。
能代駅(写真右上)
東能代駅から3.9km、直営駅。明治41(1908)年7月 国鉄能代町駅として開業、明治42(1909)年11月 能代駅に改称。ホームには「バスケの街・能代」らしくバスケットゴールが設置されています。(写真左)
向能代駅(写真左下)
能代駅から2.2km、簡易委託駅。昭和27(1952)年1月開業。
北能代駅(写真右下)
向能代駅から3.2km、無人駅。大正15(1926)年4月 羽後東雲駅として開業、昭和18(1943)年6月 北能代駅に改称。
鳥形駅(写真左上)
北能代駅から1.9km、無人駅。昭和35(1960)年12月開業。近くには「道の駅みねはま」・ポンポコ山公園があります。(写真右上)
沢目駅(写真右)
鳥形駅から2.9km、無人駅。大正15(1926)年4月開業。
東八森駅(写真左下)
沢目駅から3.9km、簡易委託駅。大正15(1926)年4月 国鉄八森駅として開業、昭和34(1959)年10月 東八森駅に改称。近くには檜山安東氏の客将武田氏の本館(写真右下)や「神輿の滝浴び」で有名な白瀑神社があります。
(写真左上) 白瀑神社の拝殿
八森駅(写真右上)
東八森駅から4.7km、無人駅。大正15(1926)年4月 椿駅として開業、昭和34(1959)年11月 八森駅に改称。駅舎には白神八峰商工会が併設されています。八森漁港は「秋田音頭」で「~~~ 八森ハタハタ ~~~♪」と歌われるハタハタ漁のメッカ。(写真左)
滝ノ間駅(写真左下)
八森駅から1.8km、無人駅。昭和38(1963)年開業。私事ですが、管理人が昔、夏によくいった海水浴場は滝ノ間か岩館でした。(写真右下ー滝ノ間海水浴場)
あきた白神駅(写真左上)
滝ノ間駅から1.6km、簡易委託駅。平成9(1997)年開業。
岩館駅(写真右上)
あきた白神駅から3.0km、業務委託駅。大正15(1926)年11月開業。岩館地区は藩政期、佐竹藩領の藩境に位置し、町の高台には佐竹藩の岩館御番所が設けられていました。(写真右ー現岩館子ども園) また日本海らしい海岸線が連続し(写真左下)、県境にはチゴキ崎灯台が建てられています。(写真右下) なお「道の駅はちもり」には江戸参勤に為、この地を通った津軽信牧が呑んだとされる自然の湧水「お殿水」があります。
(写真左上) 「お殿水」
大間越駅(写真右上)
岩館駅から10.8km、無人駅。昭和5(1930)年12月開業。大間越地区は藩政期、津軽藩領の藩境の集落、このため大間越駅の南方1.2kmの高台には津軽藩の大間越関所が設けられていました。(写真左)
白神岳登山口駅(写真左下)
大間越駅から2.4km、無人駅。昭和27(1952)年6月 陸奥黒崎駅として開業、平成12(2000)年12月 白神岳登山口駅に改称。
松神駅(写真右下)
白神岳登山口駅から2.4km、無人駅。昭和7(1932)年10月開業。
十二湖駅(写真左上)
松神駅から1.9km、無人駅。昭和34(1959)年9月 仮停車場・臨時駅として開業、昭和63(1988)年2月 通年営業の常設駅に昇格。津軽国定公園内十二湖への拠点駅、このため駅内には観光案内所が併設されています。(写真右上ー十二湖鶏頭場(けとば)の池 写真右ー青池)
陸奥岩崎駅(写真左下)
十二湖駅から4.3km、無人駅。昭和7(1932)年10月開業。駅の北西800m、日本海に突き出した高台には津軽氏の被官菊池刑部が拠した菊池館が(写真右下)、南方2.8kmの高台には檜山安東氏に謀反を起こした森山飛騨守季定が立て籠もった森山館があります。
(写真左上) 森山館
(写真右上) 森山館から岩崎方向を望む
陸奥沢辺駅(写真左)
陸奥岩崎駅から2.7km、無人駅。昭和11(1936)年7月開業。
ウエスパ椿山駅(写真左下)
陸奥沢辺駅から2.4km、無人駅。平成13(2001)年12月開業。隣接して観光施設ウエスパ椿山があります。
艫作(へなし)駅(写真右下)
ウエスパ椿山駅から1.9km、無人駅。昭和11(1936)年7月開業。
横磯駅(写真左上)
艫作駅から3.5km、無人駅。昭和29(1954)年12月開業。
深浦駅(写真右上)
横磯駅から5.5km、直営駅。昭和9(1934)年12月開業。深浦は古くから深く切り込んだ地形を利用した風除け湊として栄え、近世には北前船の寄港地として上方の文化が流入する津軽の表玄関でした。(写真右ー南側から深浦湊を眺望) でっ、中世には南部氏に追われた十三安藤氏の一族がこの地に遁れ深浦館を築いたとされます。(写真左下) 深浦湊は現在の浜町に面して設けられ、浜町には太宰治が宿泊した旧秋田屋旅館を改築したふかうら文学館があります。
(写真左上) ふかうら文学館
(写真右上) 円覚寺
大同2(807)年、征夷大将軍坂上田村麻呂により創建された真言宗醍醐派の古刹。本尊は十一面観音立像。
(写真左) 無為館
寛永12(1635)年に設置された深浦奉行所。深浦湊を見下ろす高台にあります。
(写真左下) 行合崎
広戸駅(写真右下)
深浦駅から3.9km、無人駅。昭和29(1954)年12月開業。
JR東日本五能線 各駅撮影の旅2