桐木田館
秋田県湯沢市(旧雄勝町)小野字桐木田
立地・構造
 桐木田館は湯沢盆地の南部、雄物川右岸の微高地に築かれた平城です。現在、館祉は甫場整備事業により開墾され、遺構等は消滅していますが、昭和54−55(1979−80)年に発掘調査がなされ、一辺50−60m四方の方形館を取り囲む幅3m・深さ1mの堀(濠か?)とその内側に浅い溝が確認されています。また内部からは掘立柱建物が5−10棟 出土しています。

 築城時期・築城主体ともに不明。菅江真澄の『雪の出羽路』には「桐木田といふあり、七名処の一つ也。出羽ノ郡司小野ノ良実朝臣の館の跡なり、 ・・・・・・・・・・・、 その
跡なれば、桐ノ木田てふ字は残りぬ、また堀の跡水井の跡も残りぬ。」と記されています。小野良実(よしざね)(小野(たかむら)の子)は平安前期、出羽国郡司に任ぜられ当時、「福富の荘」と呼ばれていたこの地に下向し、この際 桐木田館に拠したとされます。そして小野小町は桐木田館で出生したと伝えられます。
歴史・沿革
桐木田館 姥子石
メモ
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形態
平城
別名
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遺構
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場所
場所はココです
駐車場
路上駐車
訪城日
平成28(2016)年7月1日
桐木田館は横堀地区北東部の平野部に存在した平城らしいですが、現在は一面の水田になっています。(写真左上ー北側からの近景 写真右上ー南側からの遠景) でっ、館は桐木田の井戸を包括する形で一辺50−60m四方だったようです。
桐木田の井戸(写真左)
小野小町が産湯を浸かったと伝えられる井戸。径50cm・深さ3mほど、側面には石積がなされていますが、この時期 見えないんだよな〜〜〜。
姥子(ばっこ)石(写真左下・右下)
館から北東150mにある板(石)碑。小野小町の母の墓碑と伝えられます。(この当時は墓碑を建てる習慣はなかったと思われるのだが・・・・・・・・)