前崎山城
秋田県大仙市(旧大曲市)大曲内小友・七頭
立地・構造
 前崎山城は仙北平野の中央西部、雄物川左岸の半独立丘陵上(比高30m)に築かれた丘城です。城の規模は推定東西350m×南北150mほど、城縄張りは東西に延びた稜線を加工したシンプルな構造だったと思われます。現在、城址は余目公園に整備され、西側の丘陵部は土
前崎山城概念図
取りにより消滅していますが、中央と東側のピークに小規模な平場が確認できます。規模は主郭(中心郭)が東西35m×南北15m、東郭が東西30m×南北15mほど。同地は雄物川西岸から仙北平野を眺望できる要衝に位置し、また南麓には仙北平野から由利方向に繋がる街道が通る交通の要地になっており、もともとは物見砦として築かれたと推測されます。
歴史・沿革
 築城時期・築城主体・城主ともに不明。菅江真澄の『月の出羽路』では横手城主小野寺氏配下の大友五郎義景を城主として伝えています。大友氏の出自・事績は不明。
前崎山城  主郭
メモ
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形態
丘城
別名
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遺構
郭(平場)?
場所
場所はココです
余目公園
駐車場
余目公園駐車場
訪城日
平成19(2007)年7月19日
前崎山城は雄物川の西岸、出羽丘陵から東側に張り出した小高い丘に築かれた丘城で、現在は余目公園として整備されています。(写真左上ー南側からの遠景) でっ、南西麓から車道を登ると公園の駐車場に辿り着きます。(写真右上) 駐車場の上は本来、丘陵になっていたようですが土取りされて運動公園になっています。(写真左) でっ、主郭(? 中心郭)へは南西側から遊歩道が敷設され(写真左下)、途中の中腹には腰郭?が設けられています。(写真右下) 腰郭は10−15m四方ほど、端部は主郭の西から北側をカバーする帯郭になっています。  (西側の丘陵か削られているため、腰郭かどうかは明確に判断できませんが・・・・・・・・・)
主郭(写真左上 中心郭?)
規模は東西35m×南北15mほど、現在は稲荷社が祀られています。西・北側には犬走り状の帯郭が1−2段配置され(写真右上)、北西方向には小規模な段郭が確認できます。でっ、主郭(中心郭)から東郭間は50mの稜線で繋がっていますが、この間 堀切があったのかは不明。(写真右)
東郭(写真左下)
規模は東西30m×南北15mほど、北東側に延びる稜線は段郭群で処理されていたようです。(写真右下 段郭群は遊歩道建設で北側が消滅しているようです)