丸館
秋田県鹿角市(旧十和田町)十和田草木字丸館
立地・構造
 丸館は鹿角盆地の中央東寄り、根市川と豊真木沢川に挟まれ南側に張り出した舌状台地先端(比高10m)に築かれた単郭の平山城です。規模は東西120m×南北70mほど、北側の丘陵続きを規模の大きい堀で分断して城域を区画しています。基本的には開発領主の日常居館として築かれたと思われます。

 築城時期は不明。『鹿角由来記』には「一、草木村 奈良越後領知 寺坂室田居館丸館也」と記され、鎌倉中期に鹿角に入部した武蔵武士団横山党の奈良氏が、根市川流域の開発拠点として取りたてたものと推測
され、一族(庶流)あるいは家臣を館主に据えていたと思われます。
歴史・沿革
丸館  北側の堀
メモ
「鹿角四十二館」 奈良氏の属城
形態
平山城
別名
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遺構
郭(平場)・堀
場所
場所はココです
駐車場
丸館集落の西端に空地あり
訪城日
平成25(2013)年10月2日
丸館は根市川の北岸、北から南側に張り出した舌状台地先端に築かれた平山城です。(写真左上ー東側からの遠景) でっ、館へは北側の丸館集落を西方向に進み、しばらくすると集落西端の集合墓地に辿り着きます。(写真右上ー丸館集落) 館へはここから堀を横切って農道が設けられています。(写真左・左下) 堀の規模は幅15−20m・深さ5−6mほど、ケッコウな規模の堀です。でっ、本郭は東西120m×南北70mほどの単郭構造、現在は耕作地になっています。(写真右下) なお導線は北側の丸館集落からのルートが想定されますが、土橋はないようです。