善 寶 寺
山形県鶴岡市下川字関根
 善寶寺は鶴岡市街地の北西部にある曹洞宗の寺院です。山号は龍澤山、本尊は薬師瑠璃光如来。創建は天慶ー天暦年間(938−957年)頃、天台宗の僧妙達上人がこの地に草庵(龍華寺)を結んだことを初源とします。その後、鎌倉期の延慶年間(1308−10年)、総持寺の二世峨山紹碩(がざんじょうせき)が龍華寺跡で教義を説き、室町期の永享年間(1429−41年) 曹洞宗の僧太年浄椿(たいねんじょうちん)が紹碩の意志を継いで諸堂を再興して名を善寶寺と改めたと伝えられます。江戸期に入ると善寶寺は龍神信仰の寺として航海安全、大漁祈願を祈願・発願する漁業者の信仰を集めて繁栄し、現在に至っています。   (場所はココです)
 龍華庵
 惣門
 五重塔
明治16(1883)年に建立された「魚鱗一切」の供養塔
 山門
文久2(1862)年の再建、山号が記された扁額は宇治興聖寺の僧老卵和尚によるもの、内部には左に韋駄尊天が(写真左下)、右に毘沙門尊天が置かれています。(写真右下)
 本堂
昭和35(1960)年の再建落。内部には本尊の薬師瑠璃光如来が安置されています。