熊ノ子沢館
秋田県由利本荘市(旧矢島町)矢島町荒沢字下熊ノ子沢
立地・構造
 熊の子沢館は鳥海山から北東方向に張り出した稜線(段丘)突端(比高25−30m)に築かれた平山城で、南側の稜線を二重堀で仕切って館を区画していたと思われます。館の規模は推定東西150m×南北100mほど、内部は低い段差で区画された東西の2段構造と推測されます。内部からは礎石や須恵器が確認され、近場には矢場・馬場趾、集落内には寺屋敷跡・やき場趾と伝えられる場所があります。現在、東側の平場が水田に開墾され、西側は雑木林・荒地になっています。南側の二重堀は未確認。

 築城時期・築城主体・館主ともに不明。伝承によると落人が拠した館とも。また一説には嘉祥3(850)年、美濃国土田村からこ
の地に移住して鳥海山矢島口の道者道を開いたとされる比良衛・多良衛兄弟の子孫が拠した居館とも。
歴史・沿革
熊ノ子沢館  北側からの遠景
メモ
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形態
平山城
別名
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遺構
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場所
場所はココです
駐車場
路上駐車
訪城日
平成27(2015)年5月30日
熊ノ子沢館は熊の子沢地区南方の台地上に築かれた平山城らしいです。(写真左上ー北側からの遠景) でっ、内部を縦貫するように道路が敷設されていますが、内部はどうも低い段差で区画された東西の2段構造だったようです。(写真右上) でっ、下段と思われる東側の平場は水田に開墾されていますが、中世前期のものと思われる須恵器が出土しているようです。(写真左) なお『秋田県の中世城館』によると西側に切り込んだ沢に連続するよう 南側の山際には二重堀があるようですが、藪がひどく未確認。