玉 林 院
長野県木曽郡上松町上松
 正式名称は「聖岩山 玉林院」、臨済宗妙心寺派の寺院です。創建は天正年間(1573-93年)、木曽伊予守義元の次男 玉林により開基されたと伝えられます。(義元の没年から逆算して創建は天文年間以前と思われますが?) 明和3(1766)年に建築された山門は八脚鐘楼門形式の三間一戸、入母屋造の銅板葺。本堂は昭和38(1963)年の再建で入母屋造の銅板葺。背後(東側)の丘陵上には木曽中務大輔義康の次男 蔵人義豊が拠した上松氏館(天神山木曽氏館)があり、玉林院は有事の際に館の大手口を守備する砦としても機能したものと思われます。(場所はココです)
山門 
昭和59(1984)年、上松町の有形文化財に指定。
本堂