孫 七 沢 館
秋田県北秋田市(旧合川町)三木田字孫七沢
立地・構造
 孫七沢館は小阿仁川中流域の左岸、東方向に張り出した丘陵突端(比高10−15m)に築かれた丘城です。規模は推定 東西60m×南北250mほど、内部は東西堀で分断された南北の2郭構造になっているようです。同地は小阿仁川沿いの谷底平野を見下ろすとともに、上流、下流方向を眺望できる高所に位置しており、在地の村落(開発)領主の日常居館として取り立てられた城館と思われます。現在、南側の平場に館神八幡が祀られています。

 築城時期・築城主体・館主ともに不明。一説に米内沢城主 嘉成右馬頭定清とこの地の領主 三浦氏の娘の子が館主とも。
歴史・沿革
孫七沢館 「館清水」
メモ
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形態
丘城
別名
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遺構
郭(平場)・堀
場所
場所はココです
駐車場
路上駐車
訪城日
平成26(2014)年6月21日
孫七沢館は三木田地区の南方、小阿仁川西岸の丘陵上に築かれた丘城です。(写真左上) でっ、館祉に現在 館神八幡が祀られていて東麓から参道が設けられています。ちなみに山麓に「館清水」と呼ばれる湧水地があって、ま〜〜〜 水の手だったのでしょう。(写真右上) でっ、孫七沢館は東西堀で仕切られた南北の2郭構造になっていて、八幡神社が祀られている平場が南側の郭になるのでしょう。(写真左ー境内 写真左下ー館神八幡 写真右下ー熊野大神・大日大神) なお堀は藪が酷く未確認。
秋田の中世を歩く