家 の 前 館
秋田県秋田市下新城小友字家ノ前、中坪
立地・構造
 家の前館は秋田平野の北部、北東方向に入り込んだ小谷地形深部の丘陵上(比高10−20m)に築かれた丘城です。規模は東西120m×南北80mほど、内部は南北堀で仕切られた東西2郭の複郭構造と思われます。このうち菅原神社の祀られる西側の下段が東西40m×南北20mほど。
 
 築城時期・築城主体・館主ともに不明。小友館の支城か?。
歴史・沿革
家の前館 西側からの遠景
メモ
小友館の支城か?
形態
丘城
別名
・・・・・・・・・
遺構
郭(平場)・土塁痕?・堀?
場所
場所はココです
駐車場
路上駐車
訪城日
令和3(2021)年8月30日
家の前館は下新城小友の丘陵上に築かれた丘城で、西方向に秋田平野に繋がる谷地を望む高所に位置します。(写真左上ー西側からの遠景) でっ、館に菅原神社が祀られ、南西側から神社参道が設けられています。(写真右上) 神社の祀られる平場は東西40m×南北20mほど(写真左・左下)、社殿背後の北東縁に高さ1mの土塁痕が残っています。(写真右下) でっ、土塁の背後に堀らしきものも見られますが ・・・・・、藪が酷く未確認。なお菅原神社の祀られる平場は東西2郭の西下段郭になるようです。
(写真右) 史跡標柱