館 ノ 下 館
秋田県秋田市上北手館ノ下
立地・構造
 館ノ下館は秋田平野の南東部、雄物川の支流 猿田川右岸の南方向に張り出した低丘陵先端(比高20m)に築かれた単郭の丘城です。館は北側の丘陵続きを堀で断ち切って独立させ、規模は東西150m×南北300mほど。館ノ下館の南麓に猿田川が西流し、その先は往時 雄物川の氾濫原だったと思われます。

 築城時期・築城主体・館主ともに不明。『河辺郡大観』には後藤又兵衛の子孫が拠したと紹介されています。(当然、俗説ですが ・・・・・)
歴史・沿革
館ノ下館 遠景
メモ
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形態
丘城
別名
・・・・・・・・・ 
遺構
郭(平場)・堀祉
場所
場所はココです
駐車場
上北手生活改善センターの駐車場借用
訪城日
平成19(2007)年2月9日
館ノ下館は秋田市街地南東部の丘陵上に築かれた丘城です。(写真左上) でっ、館の南側下に上北手小学校があり、訪城の際の目印になります。館のある丘陵は北から南方向に張り出したもので、北側の丘陵続きを堀で断ち切っていたようです。(写真右上ー現在は車道が通っています) 頂部は平坦地になっていて、規模は東西90m×南北250mほど。(写真左・左下) 西側斜面に帯郭(犬走り?)が見られますが、往時の導線かも。(写真右下) 同地からは秋田平野南部、雄物川河口部の沖積平野が一望にできます。
秋田の中世を歩く