北 金 ヶ 沢 の 古 碑 群
青森県西津軽郡深浦町北金ヶ沢
 北金ヶ沢古碑群は日本海を望む北金ヶ沢地区の高台にある古碑群です。古碑は周辺にあったものを集約したもので全部で二十二基。このうち碑に刻まれた年号が明確なものは十三基です。使用されている年号は「康永」(1342-44年)、 「文和」(1352-55年)、「康安」(1361年)、「貞治」(1362-67年)、「応安」(1368-74年)、「永徳」(1381-84年)と南北朝期の北朝暦が使用されており、古碑はこの時期 北朝方に加担した十三安藤氏に関連した供養碑、墓碑と推測されています。深浦町の指定史跡。(場所はココです)
古碑群 
古碑群 
古碑群 
(左) 文和二(1353)年 大日三尊碑
(中) 延文二(1357)年 胎蔵界大日碑
(右) 応永七(1374)年 阿弥陀碑
古碑群 
(左) 貞治二(1363)年 阿弥陀碑
(中) 無紀年碑
(右) 無紀年 観音碑
古碑群 
(左) 延文四(1359)年 阿弥陀碑
(中) 応永七(1374)年 阿弥陀碑
(右) 無紀年 阿弥陀碑
古碑群 
(左) 慶安元(1361)年 胎蔵界大日碑
(中) 応永七(1374)年 阿弥陀碑
(右) 無紀年碑
古碑群 
(左) 永徳四(1384)年碑
(中) 無紀年 観音三尊碑
(右) 応永七(1374)年 阿弥陀碑
古碑群 
(左) 文和二(1353)年 阿弥陀碑
(中) 文和四(1355)年 不動碑
(右) 無紀年 阿弥陀三尊碑