禅 昌 寺
岐阜県下呂市(旧萩原町)萩原町中呂
 正式名称は「龍沢山 禅昌寺」(りょうたくざん ぜんしょうじ)。宗派は臨済宗妙心寺派、御本尊は釈迦如来坐像(室町期)観世音菩薩半跏像(鎌倉ー室町期)薬師如来坐像(江戸期)。創建は天文元(1532)年、桜洞城三木大和守直頼(みつきなおより)が三木氏の菩提寺として「大雄山 圓通寺」明叔慶浚(みんしゅくきょうしゅん)禅師を招いて開山したと伝えられます。そして禅昌寺は天文23(1554)年には後奈良天皇から「天下十刹」の綸旨が与えられましたが、戦国末期の三木氏の滅亡により寺勢は一時 衰退し、慶安年間(1648-52年)、「大雄山 圓通寺」の寺号を「禅昌寺」に改めて再興されました。境内にある「禅昌寺の大杉」は国の天然記念物に指定、本堂にある金森宗和造園の庭園 「萬歳洞(ばんざいどう)」は岐阜県の指定名勝。また境内には三木氏の五輪塔が安置されています。(場所はココです)
禅昌寺 
 
山門 
庫裏 
本堂 
式台 
鐘楼堂 
禅昌寺の大杉