花 輪 古 館
秋田県鹿角市(旧花輪町)花輪字古館
立地・構造
 花輪古館は鹿角盆地の中央東部、福士川右岸の舌状台地先端(比高10−15m)に築かれた平山城です。館は断崖と堀で仕切った複数の郭からなっていたと思われますが、現在 明確に残存するのは本郭と思われる平場のみ。本郭の規模は東西90m×南北80mほど。基本的に在地領主の日常居館として築かれたものと推測されます。

  築城時期・築城主体・館主ともに不明。通説では「鹿角四頭」 安保氏の庶
子家 花輪氏が、この地に入部した初期の日常居館と思われ、花輪館に移るまで居住していたものと思われます。
歴史・沿革
花輪古館 花輪館からの遠景
メモ
「鹿角四頭」 安保氏の庶流 花輪氏初期の居館か?
形態
平山城
別名
・・・・・・・・・
遺構
郭(平場)・堀
場所
場所はココです
駐車場
路上駐車
訪城日
平成19(2007)年5月23日
花輪古館は花輪市街地の中央東部、福士川北岸の丘陵上に築かれた平山城です。(写真左上ー西側からの遠景) 古館は南側を西流する福士川を自然の濠とし、西ー南側は10m以上の断崖(写真右上)、北ー東側は堀で仕切っていたと思われます。(写真左ー北側の堀 写真左下ー東側の堀祉) 北側の堀は幅20m×深さ3−4mほど。
本郭(写真右下) 規模は東西90m×南北80mほど、堀を挟んだ北、東側にも郭が想定されるようです。
史跡標柱 北側の郭?