大 日 霊 貴(おおひるめむち) 神 社
秋田県鹿角市(旧八幡平村)八幡平字堂の上
 「大日霊貴神社」は鹿角市八幡平地区に鎮座する古社で通称 「大日堂」。御祭神は天照皇大神、吉祥姫命 他十一柱。社伝によると継体天皇十七(523)年、継体天皇の勅願により創建され、養老二(718)年 元正天皇の命により行基上人が九間四方の社殿(大日堂)を新たに建立したと伝えられます。伝説では「だんぶり長者」に由来するとも。その後、大日堂は鹿角郡の里人に崇拝され、江戸期には盛岡南部藩主に帰依されました。毎年一月二日に行われている「大日堂舞楽」は昭和51(1976)年、国の重要無形文化財に指定され、平成21(2009)年にはユネスコの無形文化遺産に登録されています。(場所はココです)
鳥居 
正安二(1300)年碑
鎌倉後期の紀年銘をもつ板碑。五面形状の三面に勢至菩薩(サク)阿弥陀如来(キリーク)聖観音()が刻まれ、阿弥陀三尊石と呼ばれています。施主は藤原朝臣秀綱、同 秀有。
御神木姥杉 
茅の輪 
大日堂 
社殿の規模は十間 四方、秋田県の社殿建築では最大規模。内部は吹き抜け構造になっています。
 大日堂内部