下 和 志 賀 館
秋田県鹿角市(旧八幡平村)八幡平字下和志賀
立地・構造
 下和志賀館は鹿角盆地の中央西寄り、米代川西岸の夜明島川と黒沢川に挟まれ北東方向に延びた丘陵上(比高20−25m)に築かれた平山城らしいです。館の規模・構造・性格等は不明、館は東西から不規則に入り込んだ沢を利用して築かれたと推測されますが、台地上の大部分が開墾等により改変され、現在 館の一部のみ残存しています。現在、残存する郭の規模は東西60m×南北50mほど、北ー西ー南側を巨大な堀で画されています。

 築城時期・築城主体・館主ともに不明。
歴史・沿革
下和志賀館 本郭?西側の堀
メモ
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形態
平山城
別名
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遺構
郭(平場)・堀・虎口
場所
場所はココです
駐車場
路上駐車
訪城日
平成25(2013)年10月1日
下和志賀館は夜明島川と黒沢川に挟まれ北東方向に延びた丘陵上に築かれた平山城らしいです。(写真左上ー東側からの近景) がっ、台地上は全体が耕作地に改変され(写真右上)、城郭遺構が残るのは一部のようです。でっ、管理人は北東側からアプローチし、西側から大きく沢が切り込んだ部分に遺構の一部を発見しました。(写真左) 本郭と思われる郭は東側を段丘崖、北ー西ー南側を巨大な堀で画したもので、西側の堀は幅10−15m×深さ5−6mほど。(写真左下・右下ー西側の堀) ちなみに北・南側の堀は自然の沢を利用したものです。
本郭(写真左上) 規模は東西60m×南北50mほど、ケッコウ広い平場になっていて鹿角盆地の中央部を一望にできます。ま〜〜〜、それなりに建物を構えるスペースがあるようです。
(写真右上) 北側の切岸
(写真右) 南側の切岸
秋田の中世を歩く