木 戸 ノ 沢 館
秋田県山本郡ハ峰町(旧八森町)八森木戸ノ沢
立地・構造
 木戸ノ沢館は日本海に突き出した丘陵突端(海面から比高40m)に築かれた崖縁城です。館のある丘陵は北東から南西方向に張り出した小丘陵に位置し、ここは古くから大間越街道が通っており、街道を監視する機能があったものと想定されます。現在、丘陵部はJR、車道で分断され、城域、規模、構造等は不明瞭になっています。

 築城時期・築城主体ともに不明。館主として青木福兵衛の名が伝わっています。
歴史・沿革
木戸ノ沢館 遠景
メモ
大間越街道を扼する小砦
形態
崖縁城
別名
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遺構
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場所
場所はココです
駐車場
路上駐車
訪城日
平成18(2006)年12月20日
木戸ノ沢館は日本海に突き出した丘陵部を城域とし、北ー西ー南側は高さ20m以上の断崖になっています。(写真左上) でっ、現在 城址を串刺すように車道、鉄道が敷設され、城域は不明瞭になっています。(写真右上・左・左下) 東側の丘陵続きを堀で切っていたと思うのですが ・・・・・、ハッキリしません。また丘陵と日本海との幅は狭く、たぶん津軽西海岸に繋がる大間越街道はこの城砦を通っていたと思われ、関所的な性格があったのでしょう。城址からは岩舘漁港を眺望できます。(写真右下)
秋田の中世を歩く