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手倉館は成瀬川中流域の東岸、手倉地区背後の丘陵突端に築かれた平山城です。(写真左上ー西側からの遠景) でっ、館祉へは国道342号沿いに「柳沢牧場」への誘導杭があり(写真右上)、林道を道なりに進むと進行方向右側に手倉館の「説明板」が見えてきます。(写真左) でっ、説明板によると説明板の設置された場所は館の北側下にあたるようで、ここからアプローチしようと思ったのですが
・・・・・、竹笹と藪がひどく断念!!!。(写真左下) ということで管理人は南側の沢からアプローチしました。(写真右下) |
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南側の沢から登ると横堀が見えてきます。(写真左上) 堀は南側中央で南側の沢に接続し、規模は幅3m×深さ3mほど。でっ、管理人がこの堀に沿って進んだところ
東側の二重堀の内堀に繋がっていました。(写真右上) 説明板によると東側の堀は三重堀のように記されていますが、・・・・・ どうも土塁を堀でカウントしているようで、実際は二重堀らしいです。(写真右・左下)
堀の規模はそれぞれ幅2−3m×深さ1−1.5mほど。でっ、北方向に延びた二重堀は西方向にクランクして館の北東部をカバーしています。(写真右下) |
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でっ、主郭へは北東部に土橋がかけられ 堀間の中土塁から導線が確保されています。(写真左上) 辿り着いた主郭の規模は35−40m四方ほど、内部は藪茫々で ・・・・・、何が何やら ・・・・・。(写真右上) 東縁に高さ1m弱の土塁が確認できるのみ。(写真左)
規模は小さく要害性もさほど高くはありませんが、西麓に陸奥国胆沢に繋がる手倉越を見下ろす高所に築かれています。 |
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