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谷 地 古 館 |
秋田県雄勝郡東成瀬村椿川字谷地古館 |
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谷地古館は成瀬川上流域の右岸、断崖上(比高35−40m)に築かれた崖縁城らしいです。規模・構造ともに不明ですが、北側を成瀬川の断崖で画し、東ー南ー西側を人為的な堀で画した単郭の城館と推測されます。
築城時期・築城主体ともに不明。『長渓山龍泉寺史』等によると大和国から岩井川、馬場に入部土着した高階伯耆守通信の次子 刑部通唯が応永 |
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年間(1394−1427年)、この地に入部して築いたとされます。 |
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谷地高階氏の居館 |
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崖縁城 |
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・・・・・・・・・ |
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堀(濠)祉? |
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場所はコノヘンらしいです |
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橋のたもとに駐車可能なスペースあり |
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平成29(2017)年5月10日 |
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谷地古館は成瀬川の上流域、成瀬川に面した断崖上に築かれた崖縁城らしいです。(写真左上ー北西側からの遠景 写真右上ー成瀬川の断崖) でっ、館は北側を成瀬川の断崖で、東ー南ー西側を人為的な堀で区画した単郭構造の城館と思われますが、推定区域は耕作地に改変され(写真左ー南西側からの近景 写真左下ー東側からの遠景)、わずかにR342号沿いに堀祉と思われる地筆?が残るのみ。(写真右下) 堀の規模は幅3−5mほど。なお昭和21−22(1946−47)年の開田の際、同地から陶磁器片、石製品が出土したらしいです。 |
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