雄 香 寺
長崎県平戸市大久保町
 正式名称は俊林山(しゅんりんさん) 雄香寺」。宗派は臨済宗妙心寺派、御本尊は釈迦如来。創建は元禄8(1695)年、平戸藩五代藩主 松浦壱岐守(たかし)的山大島(あづちおおしま)にあった江月庵を平戸に移し、盤珪永啄禅師を招いて松浦氏の菩提寺として建立したとされます。境内に松浦棟以後の藩主や室などの墓石が弔われています。(場所はココです)
山門 
本堂 
開山堂 
通称 「赤堂」。堂内に五代藩主 壱岐守棟、六代藩主 肥前守篤信、盤珪永啄禅師の墓石が弔われているようです。昭和62(1987)年、県の文化財に指定。
<壱岐守棟の戒名>
雄香寺殿前壱州太守俊林宗英大居士
 <肥前守篤信の戒名>
 松英院殿
松浦家墓所
松浦家墓所 
四代 肥前守鎮信(重信)の墓碑
天祥院殿慶厳徳祐大居士
七代 壱岐守有信の墓碑 
等覚院殿前壱州太守天麟英心大居士
八代 肥前守誠信の墓碑
誠岳院殿前肥州太守英山紹俊大居士
九代 壱岐守清の墓碑
豊功院殿静山流水居士
十一代 壱岐守(てらす)の墓碑
諦乗院殿得脱祥瑞大居士