万 願 寺 館
秋田県由利本荘市(旧本荘市)万願寺荒田目
立地・構造
 万願寺館は本荘平野の南東部、子吉川右岸の丘陵突端(比高20m)に築かれた平山城です。規模は東西120m×南北150mほど、東側の稜線鞍部を堀として城域を区画しています。頂部に構築された本郭は推定 東西40m×南北60mほど、北西ー西側斜面は3−4段の段郭群に加工されています。同地は子吉川の下流域方向や子吉川、石沢川沿いの沖積平野を一望にできる高所に位置します。現在 内部は八幡神社の社地になっています。
 築城時期・築城主体・館主ともに不明。一説に石沢館の支城とも。
歴史・沿革
万願寺館 遠景
メモ
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形態
平山城
別名
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遺構
郭(平場)・土塁?・堀
場所 場所はココです
駐車場
路上駐車
訪城日
平成19(2007)年1月25日
万願寺館は子吉川の北岸、万願寺地区背後(北方)の丘陵上に築かれた平山城です。でっ、現在 館祉は八幡神社の境内になっていて、南側の神社鳥居から登ることができます。(写真左上) 八幡神社のある部分は神社創建時に削り込んで敷地造成したものと思われ、西縁に土塁状の高みも見られます。(写真右上ー神社敷地 写真左ー土塁?) 神社の北東ー東縁は幅10mの高台になっていますが(写真左下)、神社創建以前の神社敷地はこの高台を含む単郭構造だったのでしょう。でっ、東側稜線は鞍部を利用した堀で切られています。(写真右下)
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