八 幡 館
秋田県湯沢市(旧稲川町)川連町字川連古館
立地・構造
 八幡館は皆瀬川中流域の右岸、東から西方向に張り出した丘陵上(比高20−25m)に築かれた丘城です。規模は推定 東西200m×南北180mほど、城縄張りは頂部を加工した主郭を中心に東ー南ー西側に帯郭を巻いただけのシンプルな構造のようです。主郭の規模は東西40m×南北45mほど。

 築城時期・築城主体・館主ともに不明。一説に「後三年の役」(1083ー87年)の際、源義家が一時 兵馬を休養させるために築いたとも。また南東1.3kmに位置する川連城に関連した城館か?。
歴史・沿革
八幡館 南側からの遠景
メモ
・・・・・・・・・
形態
丘城
別名
保土ヶ岡城・程ヶ岡城
遺構
郭(平場)
場所
場所はココです
駐車場
鳥居脇に駐車可能
訪城日
令和3(2021)年5月12日
八幡館は川連地区北方の小高い丘に築かれた丘城で、現在は八幡神社が祀られています。(写真左上ー南側からの遠景) でっ、館へは南麓の鳥居からアプローチできます。(写真右上) 参道は比高差12−13mの段丘崖に敷設され(写真左)、登り切ると御堂のある平場に辿り着きます。(写真左下) 平場は南側に敷設された帯郭を利用したものと思われ、規模は幅5−6mほど。でっ、この帯郭に連続して西側斜面も帯郭群に加工されているようですが ・・・・・、藪茫々・・・・・。(写真右下)
帯郭と主郭との高低差は6−7mほど(写真左上)、でっ 辿り着いた主郭の規模は東西40m×南北45mほど。(写真右上)