豊砲台は対馬海峡の制海権を掌握するため、旧大日本帝国が昭和4(1929)年に起工し、同9(1934)年に竣工した砲台です。砲台に据えられた砲身は長さ18.5m、重量は10.8t、射程距離は30.3km。当時、「ワシントン海軍軍縮会議」(1921年)により廃艦になった軍艦 「赤城」の主砲(16インチ キャノン砲)が移設され、「世界最大級の砲台」と称されました。終戦後の昭和20(1945)年10月、米軍の爆破班により砲身等は爆破・解体されましたが、完全には破壊できず、遺構等が残っています。なお砲台入口までは車で行くことができます。(場所はココです)
|

現地説明板の図 |
|
|
|