旧工藤家住宅 -中小路の館ー
秋田県鹿角郡小坂町小坂字中小坂
 旧工藤家住宅は明治18(1885)年、小坂村の地主 工藤作兵衛が私邸として再建した近代建築物です。(旧住宅は前年、火災により焼失) 工藤氏はもともと藩境の警備、管理にあたる盛岡南部藩の御給人(「御境古人」)でしたが、明治期には小坂村の地主に成長しました。建物は木造2階建、寄棟造の鉄板葺。間取りは桁行 25m×梁間 16mで1、2階を合わせて延床面積は約124坪。旧工藤家住宅は鹿角の武家住宅から影響を受けた貴重 旧工藤家住宅 現地説明板の図
現地説明板の間取り図
な近代住宅として平成24(2012)年、秋田県の重要文化財に指定されています。なお「中小路」は工藤家の屋号だそうです。また工藤氏の家系は後に小坂町町長をつとめています。(場所はココです)
旧工藤家住宅 
旧工藤家住宅 
旧工藤家住宅 
旧工藤家住宅 
庭園