教 行 寺
奈良県北葛城郡広陵町萱野
 正式名称は「安静山 教行寺」、別名「箸尾御坊」。宗派は浄土真宗大谷派、御本尊は阿弥陀如来。教行寺は享徳二十四(1475)年、吉崎御坊を出た蓮如上人が摂津国富田に堂舎を建立したことを初源とし、後に證誓上人の代に田原本領主 平野遠江守長泰に請われて田原本に教行寺を構えたとされます。しかし長泰のあとを継いだ権平長勝の代に教行寺は田原本藩と対立し、このため正保四(1647)年、教行寺は箸尾に移築されました。(場所はココです)
山門 
本堂 
江戸末期の再建。平成19(2007)年、県の重要有形文化財に指定。
本堂瓦