正式名称は「黒羽山 久遠院 大雄寺」。宗派は曹洞宗、御本尊は釈迦如来像。開山は応永11(1404)年、那須家の被官で「那須七騎党」の旗頭 大関上総介増清が余瀬白旗城を築いた際、大関氏の菩提寺として城内に創建したことが初源と伝えられます。その後、大雄寺は戦乱の中で焼失しましたが、文安5(1448)年 大関美作守忠増の代に再建。そして天正4(1576)年、大関美作守高増が余瀬白旗城から黒羽城へ拠点を移した際、大雄寺も黒羽に移されました。大雄寺の伽藍は東を正面に総門ー本堂を東西に並べて本堂の北側に庫裏を配し、総門の両脇から延ばした回廊で伽藍を囲む構造になっています。本堂、庫裡、禅堂、回廊、総門、鐘楼堂、経蔵は国の重要文化財に指定。境内の南側は大関氏の墓域になっています。(場所はココです) |
|
|
本堂
桁行十四間×梁間九間、一重 寄棟造 一部銅板葺きの茅葺。東面を正面として、西側に開山堂が建立されています。また北側の庫裏とは渡り廊下で繋がっています。 |
|
|
|
大関氏墓所
大関氏歴代の五輪塔・墓石が立ち並んでいます。旧黒羽町の史跡文化財。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|