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左 馬 之 介 館 |
秋田県大仙市(旧協和町)協和稲沢字黒森沢 |
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左馬之介館は稲沢川の上流域、水沢地区南方の丘陵突端(比高6−7m)に築かれた単郭構造の崖縁城です。城の規模は東西50m×南北20mほど、城は東から西方向に張り出した丘陵先端に築かれ、北ー西ー南側は高さ6−7mの段丘崖で画され、東側の丘陵続きを堀で断ち切って城を独立させています。堀の規模は幅4−5m×深さ2mほど。
築城時期・築城主体ともに不明。館主は |
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鈴木左馬之介と伝えられます。鈴木氏の出自・事績は不明、角館城主 戸沢氏の支配下にあった村落領主と思われます。後に鈴木氏は古水沢の左馬台に移り住み、水沢台地の開拓に従事したと伝えられます。(戸沢氏の常陸転封後か?) |
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・・・・・・・・・ |
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崖縁城 |
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古館 |
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郭(平場)・土塁・堀 |
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場所はココです |
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林道に路上駐車 |
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平成26(2014)年5月6日 |
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左馬之介館は協和稲沢地区南方の丘陵突端に築かれた崖縁城で、北側に稲沢川が、西側に諏訪山川が流れ自然の濠としています。(写真左上ー北西側からの近景) でっ、管理人は稲沢地区から林道に入り、館の西側からアプローチし、いきなり現れるのが西側の切岸で高さ6−7mほど(写真右上)、管理人はここから南側に廻り込み(写真左)、しばらく進んで丘陵に切り込んだ虎口らしきものを発見しました。(写真左下)
がっ、虎口らしきものは館の東側稜線を断ち切った堀でした。(写真右下) 規模は幅4−5m×深さ2mほど。 |
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主郭(左上) 規模は東西50m×南北20mほど、東縁に土塁があるようですが ・・・・・、未確認。でっ、南東隅が1.5mほど高い高台になっています。(写真右上ー写真では解りずらいですが
・・・・・) 規模は小さいものの居館を構えるだけの広さはあるようです。なお館からは角館ー境を結ぶ街道を眺望することができます。 |
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