京 極 高 朗 の 墓 所
香川県丸亀市南条町
 京極長門守高朗(たかあきら)の墓所のある玄要寺の正式名称は「泰雲山 玄要寺」。宗派は臨済宗妙心寺派、御本尊は釈迦牟尼仏、丸亀藩主 京極氏の菩提寺です。創建は鎌倉中期、近江国守護職 佐々木氏が伊吹山麓に建立したことを初源とし、その後 伽藍は戦乱で衰退しましたが、万治元(1658)年 播磨国龍野城主 京極刑部大輔高和が丸亀に入封した際、丸亀城下に建立されました。京極家の菩提寺は ほかに近江国徳源院があり高朗以前の京極氏当主の墓所は徳源院にあります。なお高朗は江戸藩邸に藩校 集義館を開校し、また文政8(1825)年 丸亀城下に藩校 敬止堂を創建しています。(場所はココです)
玄要寺 
京極高朗の墓所 
京極高朗の墓所 
京極高朗の墓所 
玄要寺には京極高朗の墓所のほか 丸亀京極藩の支藩 多度津京極藩 二代藩主 出羽守高慶(たかよし)、五代藩主 壱岐守高琢(たかてる)の墓所があります。
二代藩主 高慶の墓碑 五代藩主 高琢の墓碑
 「泰岳院殿前羽州大守安禅道寧大居士」 「雲関院殿前壱州刺史透翁道信大居士」