万 福 寺
島根県益田市三宅町
 万福寺は益田市街地の東部に位置する時宗の古刹です。山号は「清瀧山」。もともと天台宗の寺院 万福寺として石見国中州浦に創建されましたが、万寿3(1026)年 大津波により伽藍は流失し、正和2(1313)年 この地に遊行した呑海(どんかい)上人が時宗の道場(益田道場)として再興したと伝えられます。その後、応永7(1374)年 益田の領主 益田越中守兼見が現在の地に移して万福寺と名を改め、益田家の菩提寺に定めました。(場所はココです)
山門 
 本堂 
庭園 
文明11(1479)年、益田兼尭に招かれた雪舟が作庭したと伝えられる室町期の池泉観賞兼廻遊式庭園。