八 幡 館
秋田県湯沢市(旧皆瀬村)皆瀬字八幡館
立地・構造
 八幡館は皆瀬川の中流域、右岸の東から西方向に張り出した丘陵上(川面から比高40m)に築かれた岬城です。規模は東西230m×南北150mほど、東側稜線を堀で断ち切って城域を独立させていたと思われます。現在、城址は耕作地に改変され遺構等は見られません。また現在、城址は皆瀬ダムに囲まれた孤島状になっていますが、往時は皆瀬川、生内沢、大俣沢を自然の濠としていたようです。同地は陸奥国栗原に繋がる花山峠越を扼する高所に位置します。
 
 築城時期・築城主体・館主ともに不明。周辺に館ヶ沢、館平、大学森等の地名が残っています。
歴史・沿革
八幡館 東側鞍部の堀切?
メモ
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形態
岬城
別名
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遺構
堀?
場所
場所はココです
駐車場
路上駐車
訪城日
令和3(2021)年5月12日
八幡館は東から皆瀬ダムに突き出した稜線上に築かれた岬城です。(写真左上ー北側からの遠景) でっ、現在 館祉へは東側の車道から農道が敷設され ここからアプローチできます。(写真右上) 農道は稜線を辿るように敷設されていますが、じきに稜線の南側側面を通るように設定され、100mほど進むと鞍部を利用した堀切らしきものが見られます。(写真左ー幅10m) でっ、さらに60mほど進むと鞍部を土橋状に加工した箇所があり(写真左下)、側面に堀切?が見られます。(写真右下ー幅20−25m)
(写真右) 本郭、耕作地に改変されているため遺構は見られませんが、広大な平場です。