高 間 館
秋田県山本郡八峰町(旧峰浜村)峰浜水沢字木の宮
立地・構造
 高間館は水沢川中流域の左岸、南から北方向に張り出した河岸段丘先端(比高30m)に築かれた崖縁城です。規模は150m四方ほど、背後(南側)の段丘面を堀で区画した単郭構造の城館と推測されます。現在、館祉は耕作地に開墾され、遺構等は消滅しています。

 築城時期・築城主体ともに不明。菅江真澄の『おがらのたき』「金狐の館ともいふ。そのむかし金狐なにがしすめりしところといへり」と記されています。館主は金子氏
とも、また一説に本館城主 武田重左衛門の被官 高間四朗が拠した館とも。
歴史・沿革
高間館 東側からの遠景
メモ
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形態
崖縁城
別名
金狐の館
遺構
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場所
場所はココです
駐車場
路上駐車
訪城日
平成25(2013)年11月25日
高間館は水沢川南岸の河岸段丘上に築かれた崖縁城です。(写真左上ー西側からの遠景) 城地は水沢川に鋭角的に張り出した三角状になっていて、南側の丘陵続きを堀で仕切っていたと思われますが ・・・・・、堀は開墾等により消滅し、内部は畑になっています。(写真右上) なお開墾前、堀に隣接して土塁もあったようです。
秋田の中世を歩く