聖 寿 禅 寺
岩手県盛岡市北山
 正式名称は「大光山 聖寿寺」、宗派は臨済宗妙心寺派、盛岡南部家の菩提寺です。創建時期は不明ですが、伝承によると鎌倉初期 南部実光が父 光行の菩提を弔うため、三光国斎国師を招いて三戸郡小向村に三光庵として開基されたことを初源とします。その後、伽藍は衰退しましたが、慶長年間(1596-1615年) 南部信直が盛岡に拠点を移す際、瑞巌寺の僧 実堂の弟子 石門を招いて盛岡に移築したとされます。延宝年間(1673-81年)、聖寿禅寺に改称。明治初年の廃仏毀釈により廃寺。御本尊は釈迦如来、境内に南部家の廟所が設けられています。(場所はココです)
千体地蔵堂 
文化6(1809)年に建立された五重塔の下層部分。
初代 光行公の五輪塔
九代 祐政公の五輪塔
十一代 信長公の五輪塔
十二代 政行公の五輪塔
二十八代 重直公の墓碑
「即性院殿三峯宗玄大居士」
二十九代 重信公の墓碑
諡号
 「西卒」
三十代 行信公の墓碑
「徳雲院殿玉翁宗冊大居士」
三十二代 利幹公の墓碑

三十三代 利視公の墓碑
三十四代 利雄公の墓碑
三十六代 利敬公の墓碑
三十八代 利済公の墓碑