八 幡 館
岩手県和賀郡西和賀町(旧湯田町)鷲之巣
立地・構造
 八幡館は錦秋湖の南岸、錦秋湖(和賀川)と鷲之巣川に挟まれ北東方向に半島状に張り出した丘陵突端(比高50m)に築かれた山城らしいです。未訪城のため規模・構造は不詳、自然の要害地形を利用した城砦と推測されます。

 築城時期・築城主体ともに不明。伝承によると「前九年の役」(1051−62年)の際、陸奥の俘囚長 安倍貞任は出羽の俘囚長 清原氏の援軍を得た源頼義、義家父子に追い込まれ、仙人峠を越えて
安倍館で軍を整えます。これに対して源義家は八幡館に陣を敷いて貞任勢と対峙したと伝えられます。
歴史・沿革
八幡館 北東側からの遠景
メモ
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形態
山城
別名
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遺構
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場所
場所はココです
駐車場
路上駐車
訪城日
平成25(2013)年10月15日
たまたま錦秋湖を通った際、標柱を見つけ遠景のみ撮影しました。(写真左ー北東側からの遠景) 帰宅して調べたところ、山頂附近に神社があるようです。地形図には道の表示はありませんが、たぶん山道もあると思われます。また機会があったら来ます。なお安倍貞任が籠ったと伝えられる安倍館は八幡館から錦秋湖を挟んだ北西1kmにあるようです。 
秋田の中世を歩く