男 鹿 中 町 田 の 観 応 碑
秋田県男鹿市男鹿中山町字家ノ下
 板碑は男鹿市男鹿中町田地区の稲荷神社境内に安置されています。板碑は輝石安山岩の自然石で高さ 1.8m×幅 74cm×厚さ 30cm。上部に梵字のキリーク(阿弥陀菩薩 OR 千手観世音菩薩)が刻まれ、その下に「観応二年七月十一日 敬白 南無阿弥陀佛」「奉造立 願以此功徳 普及於一切 石塔婆一本 大日如来 志者円阿佛妙ー 我等与衆生 皆共成仏道 ・・・・・」と刻まれています。観応年間(1350-52年)は南北朝期、北朝方が使用した年号。「南無阿弥陀佛」を刻んでいることから浄土宗に関連した板碑と推測されています。平成10(1998)年、男鹿市の有形文化財に指定。(場所はココです)
観応碑 
上部のキリーク 
稲荷神社