脇 本 浦 田 の 貞 和 碑
秋田県男鹿市脇本浦田字丸森
男鹿市脇本浦田地区の宗泉寺の門前に安置されている板碑。昭和30年代、宗泉寺境内の墓地で土に埋もれていたものを発見。石は輝石安山岩の自然石で高さは1.03m、種子梵字は
聖観音
(
サ
)
。正面には
「南無阿弥陀佛」「貞和二年二月十日 施主敬白」
と刻まれています。貞和(1345-49年)は南北朝期、北朝方が使用した年号。刻字書体から時宗に関連した板碑と推測されています。昭和51(1976)年、男鹿市の有形文化財に指定。
(場所は
ココ
です)
貞和碑
貞和碑
(右側)
貞和碑
(左側)