 |
 |
 |
沼館城は雄物川市街地の北部、雄物川東岸の低段丘上に築かれた平城で(写真左上)、往時 城の西側は雄物川の氾濫原・湿地帯だったと想定され、主郭の南ー西側、二の郭の西側にかけて濠祉が見られます。(写真左ー主郭の南側 写真左下ー二の郭の西側) また段丘上にも堀があったと思われますが、こちらは埋められたのでしょう。(写真右上ー主郭東側の堀祉) |
中尊寺ハス(写真右下)昭和25年の中尊寺学術調査の際、藤原泰衡の首桶から出てきたハスの種を培養して平成10年に開花させたもの。平成22年、中尊寺から種子が寄贈。 |
|
 |
 |
 |
 |
主郭(写真左上) 城域の南端に位置し、規模は東西100m×南北150mほど、現在 蔵光院の境内になっています。でっ、虎口は北東側に開き、蔵光院の山門が建てられています。(写真右上)
周囲を囲った土塁は下幅10m弱×高さ3−4mほど、ケッコウ分厚い土塁で天幅は2−3mほど、北東隅が幅広になっており櫓台だったのでしょう。(写真右ー北側の土塁
写真左下ー北東隅の櫓台 写真右下ー東側の土塁) |
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
(写真左上) 主郭北西側の土塁 |
(写真右上) 主郭南側の土塁 |
二の郭(写真左) 規模は東西180m×南北160mほど、現在 雄物川北小学校の校地になっています。このため内部に入ることはできませんが、北縁に低めの土塁?が残存しており、車道が堀祉だったのでしょう。(写真左下) |
沼館八幡(写真右下) 外郭の北東隅に祀られる古社。伝承では室町期、小野寺氏が源義家を祀ったとされます。 |
|
 |
 |