櫃 崎 館
秋田県大館市櫃崎字館宅地
立地・構造
 櫃崎館は比内盆地の中央西寄り、米代川左岸の微高地(比高3−5m)に築かれた平城で、南側の段丘と切り離されているため独立した城館となっています。規模は東西70m×南北200mほど、現在 城址は一般の住宅地になっているため構造等は不明。往時 周囲は米代川の氾濫原・湿地帯だったと思われます。

 築城時期・築城主体・館主ともに不明。比内浅利氏の勢力下にあった村落領主の居館か?。
歴史・沿革
櫃崎館 南側からの遠景
メモ
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形態
平城
別名
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遺構
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場所
場所はココです
駐車場
路上駐車
訪城日
令和2(2020)年11月26日
櫃崎館は米代川の南岸、北方向に鋭角的に張り出した河岸段丘先端に築かれた平城らしいですが、南側の段丘続きは自然なのか人為的なのか断ち切られています。(写真左上ー北西側からの近景 写真右上ー南側からの近景 写真左ー南側の堀?) でっ、縁部は2−3mほどの段丘崖になっていて遺跡の範囲は明瞭に確認できますが、内部は南北に車道が縦貫する住宅地になっています。(写真左下ー西側の段差 写真右下ー南側の段差) なお集落内にあるバス停の名称はその名もズバリ 「館」
内部  バス停の名称