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大館城は長木川南岸の河岸段丘先端に築かれた平山城で、現在 本丸部分が桂城公園となっています。(写真左上ー北側からの遠景 写真右上ー本丸北側の段丘崖) でっ、城縄張りは本丸の東ー南側を二の丸で囲い、本丸の西側に三の丸を敷設した梯郭縄張りで構築されていますが、大部分は市街地化により消滅しています。(写真左ー二の丸・南側の市役所 写真左下ー本丸・三の丸間の堀・たぶん道路建設時に拡張したのでしょう 写真右下ー二の丸東側から段丘崖下への道路・道路の左(西)側が本丸東側の内堀) |
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本丸(写真左上) 規模は東西180m×南北110mほど、南側に内濠と土塁の一部が残存しています。(写真右上ー本丸南側の内濠 写真右・左下ー本丸南側の土塁) 規模は濠が幅15m、土塁が下幅7−8m×高さ2−2.5mほど。現在、南側の公園入口になっている部分に桝形構造の虎口(大手門)が構えられ、またその前面に蔀土塁(外桝形状の空間)が設けられていたようです。(写真右下)
なお本丸の虎口は大手門のほかに西側に随時門、東側に搦手門が設けられていました。 |
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(写真左上) 本丸の西随時門祉 |
(写真右上) 本丸の搦手門祉 |
(写真左) 本丸内部のシロヤナギ、日本最大級のシロヤナギ、樹齢(推定)200年、樹高21m、直径1.8m |
(写真左下) 本丸から北方向を望む |
(写真右下) 市内新町に残る移築城門 |
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宗福寺(写真左上) 観応2(1351)年、小場義躬により常陸国小場に創建された小場氏の菩提寺。慶長7(1602)年、佐竹義宣の秋田転封に同道した小場義成が大館に配されると、寺はこれに同道して大館に移転。境内に大館佐竹氏の墓碑が立ち並んでいます。(写真右上)
なお宗福寺の格式は高く、藩政期の檀家のほとんどは佐竹氏の家臣、給人だったようです。 |
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伝真田幸村の墓碑(写真右上) 伝承によると「大阪の陣」で討死にした真田幸村は実は影武者で、幸村は「大阪の陣」後 薩摩から陸奥に遁れ、その後 大館に隠棲し死去したとされます。 |