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大滝古館は米代川中流域の左岸、東西に細長い独立低丘陵上(比高10−15m)に築かれた丘城です。規模は東西330m×南北80mほど、内部構造は以前、グランド、耕作地に改変されておりハッキリしません。(現在は単郭構造に |
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なっています) 城郭パーツとして堀切と虎口?が見られます。
築城時期・築城主体・館主ともに不明。文献史料、伝承等はなく「古舘」の地名が残るのみ。内部から平安期の土師器や中世のものと思われる陶器が出土しているようです。 |
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丘城 |
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郭(平場)・堀・虎口? |
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場所はココです |
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路上駐車 |
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平成29(2017)年5月14日 |
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大滝古館は米代川の南岸、JR大滝温泉駅の東方500mにある東西に細長い独立丘陵上に築かれた城館らしいです。(写真左上ー北西側から遠景) でっ、館と周囲の比高差は10−15mほど(写真右上ー北東側の縁部
写真左ー南側の縁部)、館の南東側下に池があり(写真左下)、管理人はここからアプローチしました。(写真右下) 大滝古館に関する文献史料、伝承等はありませんが、平安期の土師器や中世の陶器が出土していることから ・・・・・、もしかしたら古代の高地性集落を中世に城館に取り立てたとも推測できます。 |
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内部の規模は東西320m×南北50−70mほど、現在 全体が荒地になっています。(写真左上ー西側 写真右上ー東側) でっ、北縁の東寄りに15m×15m×高さ1−1.5mの土壇があり、土壇上に水道施設が建てられていますが、土壇はたぶん施設建設時の改変なのでしょう。(写真右上)
でっ、この土壇の東側に土壇に隣接して幅2m×深さ1m弱の浅い堀(溝?)も見られます。(写真左下) さらに東側に小郭があり(写真右下)、南縁に虎口?と思われる切り込みが、東側に明確な堀切が見られます。 |
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南縁の虎口? |
東側の堀切ー幅6−7m×深さ3mほど |
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