藤 原 友 利 館
秋田県大仙市(旧大曲市)大曲須和町
立地・構造
 藤原友利館は仙北平野の中央西寄り、丸子川左岸の微高地(自然堤防?)に築かれた平城らしいです。規模・構造等は不明、堀と土塁で囲郭された単郭の方形館か?。現在、大川寺境内になっています。

 築城時期・築城主体ともに不明。館主 藤原友利は戸蒔氏の被官と伝えられ、『戸蒔家家記』『沼館若宮八幡縁起』等によると沼館八幡宮造営の奉行をつとめたとされます。
歴史・沿革
藤原友利館 館祉に建つ大川寺山門
メモ
戸蒔氏の被官 藤原友利の居館
形態
平城(方形館?)
別名
・・・・・・・・
遺構
神明土塁?
場所
場所はココです
駐車場
大川寺の駐車場借用
訪城日
平成24(2012)年6月2日
藤原友利館は大曲市街地の中央部、丸子川南岸に築かれた平城で、現在 大川寺境内になっています。(写真左上ー大川寺山門 写真右上ー大川寺本堂) 遺構等がほぼ消滅しているため規模・構造等は不明ですが、濠と土塁で囲まれた単郭の方形館と思われます。資料によると山門前に東西に延びる土堤(土塁か?ー神明土塁)があるようですが ・・・・・、たぶん 山門に連続したこれ(写真左)か山門の南側にあるこれ(写真左下)かのどちらかなのでしょう。なお境内に近くで掘り出された永和碑が移築されています。(写真右下)
藤原友利館 永和碑
秋田の中世を歩く