七 頭 館
秋田県大仙市(旧大曲市)内小友字七頭
立地・構造
 七頭館は仙北平野の中央西部、雄物川左岸の平野部に築かれた平城らしいです。現在、館祉は民家宅地、耕作地になっているため 規模・構造ともに不明。基本的に小友川を濠として利用した単郭構造の方形館と思われます。

 築城時期・築城主体ともに不明。菅江真澄の『月の出羽路』に天正年中、この地に小野寺縫殿某が拠したこと記されています。なお「七頭」の地名はこの地に住む小野寺のほか、近辺に住する
赤持の備前、岡崎の備中、高野の縫殿、大沢の讃岐、浅川の近江、福田の大学、館の美作などの七人の浮浪人の頭だったことから呼称されたようです。なお北方300mには前崎山城がありますが関連は不明。
歴史・沿革
七頭館 北東側からの遠景
メモ
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形態
平城(方形館か?)
別名
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遺構
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場所
場所はコノヘンらしいです
駐車場
路上駐車
訪城日
平成29(2017)年6月29日
七頭館は雄物川西岸の微高地に築かれた平城らしいです。(写真左上ー北西側からの遠景 写真右上ー南東側からの近景) がっ、現在 館祉は一般の民家敷地、耕作地になっているため遺構は消滅しています。ま 〜〜〜〜、基本的に濠と土塁で囲郭した単郭の方形館と推測され、南側を流れる小友川を濠として利用していたのでしょう。(写真左ー小友川)