大 慈 寺
秋田県横手市(旧大森町)大森町高口下水戸堤
 正式名称は「竜渕山 大慈寺」。宗派は曹洞宗、御本尊は釈迦牟尼仏。創建は後一条天皇の御代の長和2(1013)年、久我大納言の曾孫 実方朝臣により密教寺院として開基されたと伝えられ(菅江真澄の『雪の出羽路』)、その後 応永2(1395)年、舟渕玄艦が今宿(現在の横手市雄物川町今宿)の地に再興したと伝えられます。(『出羽六郡巡礼記』) その後、伽藍は永正9(1512)年、今宿から阿気下谷地(現在の横手市大雄大慈寺谷地)に移され、さらに宝永元(1704)年 この地の「所預り」 佐竹東家の寄進を受けて現在地に移転されました。(場所はココです)
山門 
仁王門 
鐘楼門 
上層部の大棟部に佐竹氏の家紋 「五本骨扇に月丸」が掲げられています。
境内 
本堂