正式名称は「梅香山 縁心寺」、宗派は浄土宗、御本尊は阿弥陀如来。創建は慶長7(1602)年、徳川家康の命による膳所城築城を成し遂げた徳川譜代の戸田采女正一西が膳所を所領として宛がわれ、戸田氏の菩提寺 円通寺として開山されたことを初源とします。元和元(1615)年、一西の嫡子 采女正氏鉄が摂津国尼崎に移封されると円通寺はこれに同道し、代わって膳所へは三河国西尾から本多縫殿助康俊が入封し、旧円通寺跡地に本多家の菩提寺 縁心寺を三河から移しました。その後、康俊のあとを継いだ下総守俊次は寛永13(1636)年、伊勢国亀山に移封されましたが、慶安4(1651)年 ふたたび膳所に転封となり、縁心寺は本多家の庇護を受けて寺運も隆盛しました。(場所はココです) |
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本多康俊の五輪塔
梅香院殿輝厳縁崇大居士 |
本多俊次の五輪塔
専光院俊自浄有大居士 |
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