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永 泉 寺 |
秋田県仙北郡美郷町(旧六郷町)六郷八百刈 |
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正式名称は「龍雲山 永泉寺」。宗派は曹洞宗、御本尊は十一面観世音菩薩。永泉寺は南北朝期の文和年間(1352−55年)に創建されたと伝えられ、中世 この地の地頭職 二階堂氏の菩提寺として庇護され、天正5(1577)年 二階堂弾正少弼道行が涅槃像を寄進したと伝えられます。(『永泉寺什物涅槃像事』に「大旦那 藤原朝臣二階堂弾正忠道行」の記載あり) 慶長7(1602)年、六郷兵庫頭政乗が常陸国府中に転封すると永泉寺はこれには同道せず、江戸期 民間主体の檀家寺院となり、現在 秋田三十三観音霊場の第十五番札所になっています。なお元和9(1623)年、六郷政乗が出羽国
本荘に転封すると、もともとの六郷氏の菩提寺にちなんで永泉寺を本荘に創建しています。(場所はココです) |
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